2025年版|バングラデシュ・セントマーティン島フェリー完全ガイド

バングラデシュ唯一のサンゴ礁島セントマーティン島へのフェリー旅は、一度は体験したい冒険です。本記事では最新のコックスバザール(イナニ)発航路と歴史あるテクナフ発航路の詳細をまとめました。

目次

セントマーティン島とは?

ベンガル湾に浮かぶセントマーティン島は、バングラデシュ唯一のサンゴ礁島。透き通る海と白砂のビーチ、色とりどりの珊瑚や熱帯魚が魅力で、ダイバーやスノーケル初心者まで幅広く楽しめます。島内には地元シーフードの屋台や手つくり雑貨のマーケットもあり、フェリー旅+現地散策で十分一日を満喫できます。

現行ルート:コックスバザール(イナニ)発

2025年5月現在、テクナフ発は停止中ですが、コックスバザール・イナニ発のフェリーが毎日運航中です。所要約5時間で、朝の海風を浴びながらゆったりと島へ向かえます。

船会社料金(片道)出航時間所要時間
MV Karnafuly Express2,500 BDT08:00 AM約5時間
MV Baro Awlia2,500 BDT08:30 AM約5時間
MV Bay One Cruise3,500 BDT07:45 AM約4.5時間

過去のルート:テクナフ発航路

かつてセントマーティン島への玄関口だったテクナフ・ジェティ発フェリーは、11月~3月シーズン中に毎日運航。現在はインフラと安全面の理由で停止していますが、その歴史的価値は高く、冒険好きにはぜひ知っておいてほしいレガシールートです。

フェリー名運航期間出航・復路時間料金(往復)
Keari Sindbad11〜3月9:30 AM ⇄ 3:00 PMメインデッキ:1,150 BDT/オープン:1,300 BDT
Keari Cruise & Dine同上同上ラウンジ:1,400〜2,000 BDT
MV Farhan同上10:00 AM ⇄ 4:00 PMメイン:900 BDT/ビジネス:1,200 BDT
ST Shaheed Sukanta Babu同上9:00 AM ⇄ 3:30 PMメイン:900 BDT/キャビン:2,500 BDT

運航シーズン&注意点

  • ベストシーズン:11月~3月(海況が穏やか)
  • チェックイン:出航30分前までに港に到着
  • 天候確認:悪天候で運休リスクあり
  • 安全対策:ライフジャケット着用/船内アナウンスに従う

よくある質問(FAQ)

いつチケットを予約するべきですか?

ハイシーズン(12~2月)は2週間前からオンライン予約が安心です。

子連れやグループ旅行に適していますか?

オープンデッキは開放感抜群ですが揺れがあるため、小さなお子様連れや高齢者はブリッジデッキラウンジ席を選ぶと快適です。

船内での過ごし方のポイントは?

  • 日焼け止め・帽子など紫外線対策を忘れずに
  • 船内で軽食や飲料が購入可能ですが、好みのものを持参すると安心
  • 海の色の移り変わりや水平線の絶景をぜひデッキで満喫

乗った人の声

「初めてKeari Sindbadに乗ったとき、朝日が海面をキラキラと照らし出す光景に心を奪われました。デッキに立つと感じる潮風の心地よさと波のリズムは、日常の喧騒を忘れさせてくれます。座席は想像以上に広々としていて、隣の見知らぬ旅行者と自然と会話が生まれました。スタッフの方もフレンドリーで、軽食のサモサを勧められたのが思い出深いです。航行中、船底を伝わる振動が安定していて、船酔いが心配な私でも最後まで快適でした。感覚的には2時間があっという間で、甲板から見えた珊瑚礁の輪郭がまるでガラス細工のように輝いていて、SNSに投稿せずにはいられませんでした。」

「MV Bay One Cruiseは豪華な内装が自慢で、座席の包み込むようなクッション性に感動しました。出航してすぐに提供されたフルーツジュースは、バングラデシュ産マンゴー100%の濃厚さ。穏やかな波に揺られながらのティータイムは、まるでクルーズ船そのものです。船内ラウンジには大きな窓があり、海の青と空の蒼が一体化した壮大な景色を目の当たりにできました。道中出会った家族連れが子どもたちに魚の名前を教えている姿や、年配のご夫婦がのんびり読書を楽しむ姿を見て、多様な旅のスタイルを感じ取れました。」

「私が選んだMV Farhanはコストパフォーマンス抜群で、エコノミークラスでも十分な快適さがあります。出航前に桟橋で売られていた揚げたてのフィッシュカリーパフは絶品でした。波が高い日でしたが、船体の安定性が高く、揺れはほとんど感じません。途中、船員さんが甲板に出て簡単な安全説明をしてくれたのも安心ポイント。到着直前、南側の海岸線に沿って見えたライフガードの赤い旗が、島の豊かな自然とのコントラストを演出していて感動的でした。」

「ST Shaheed Sukanta Babuのキャビンはプライベート感があり、窓越しに夕陽を浴びる海を眺めながらリラックスできました。キャビン内には簡易型のミニテーブルとコンセントがあり、スマホやカメラの充電にも困りませんでした。降りしきる潮の匂いと共に聞こえるエンジン音は、どこか心地よいBGMのよう。到着後は桟橋で現地ガイドさんが待っていて、島内散策やシュノーケルポイントの案内をスムーズにしてくれました。」

まとめ&お願い

歴史あるテクナフ発航路と、現行のコックスバザール(イナニ)発航路を比較し、料金・スケジュール・乗船体験談を詳しくご紹介しました。フェリーで感じる潮風、甲板からの絶景、美味しいローカルフード──これらはすべて、セントマーティン島旅の醍醐味です。ぜひこの記事を参考に、安全・快適な船旅をお楽しみください。

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