FIRE後に旅に出るために、今から始める自由な旅の準備

Uncategorized

はじめに

このブログは、10年後にFIRE(経済的自立)を達成し、自由気ままな旅に出ることを目指す私の記録として始めました。

旅のスタイルに明確なゴールやルートは決めていません。世界一周というよりも、気の向くまま、行きたい場所へ、好きな方法で移動する旅をイメージしています。

基本的には陸路や船を使ってゆっくりと移動したいと思っていますが、飛行機でしか行けないときは飛行機も使います。クルーズ船のような豪華な旅ではなく、できるだけ現地の人々が使う交通手段に乗って、日常の延長にある風景を感じながら旅をしたいというのが、今のところの理想です。

旅に出るのはまだ10年も先の話ですが、その日までの準備期間もまた、旅の一部だと思っています。行きたい場所を調べ、ルートを考え、必要な知識や道具を少しずつ揃えていく——そんな時間もまた、楽しくワクワクします。

このブログを書こうと思った理由

もうひとつ、このブログを書こうと思った理由があります。

旅に出ることの楽しさや自由さを、特に日本の若い世代の方々にももっと知ってもらいたい、という思いです。

学生時代にも何度か旅に出た経験がありますが、あのとき感じた「世界の広さ」は、今でも心に残っています。
ただ同時に、「もっと若いうちに、もっと多くの国を訪れておけばよかった」と思うこともあります。

また、旅での経験、例えば明日どこへ行って何をやるか全て自分で計画して決める、乗り合いバスで一緒になった他国の旅行者と協力して国境を越える、トゥクトゥクの運ちゃんと料金を交渉する、などその後のビジネスシーンで活かされたと思います。
時間と体力がある若い時期にこそ、旅で得られるものは大きいと実感しています。

このブログが、世界に興味のある方々——特に、少しだけ勇気が足りないと感じている若い世代の方々の背中を、そっと押せるような存在になれば幸いです。

なぜ旅に出たいと思ったのか

旅に出たいと思う理由は、年齢を重ねるごとに少しずつ形を変えてきました。

若い頃は、ガイドブックに載っている世界遺産や、有名な観光地をめぐる旅に惹かれていました。
実際にいくつかの国を訪れ、名所と呼ばれる場所の壮大さや美しさには心を打たれたものです。

けれど今は、それだけではなく、もっとゆっくりと、その土地の日常や空気のようなものに触れたいと感じるようになってきました。

移動手段にしても、飛行機で一気に移動するよりも、鉄道や船を使って景色の変化を楽しみながら進む方が、自分には合っているように思います。

クルーズ船のような快適な旅ではなく、できれば地元の人々と同じ乗り合いバスやフェリーに揺られて、旅というより“生活の延長”のような移動をしてみたい。

そういった旅には、不便さや予測できないこともつきものかもしれませんが、その分、出会いや発見が多いのではないかと感じています。

旅はただの娯楽ではなく、自分の価値観や生き方を見つめ直す機会でもあります。

だからこそ、FIREを一つの区切りとして、自分のペースで、時間に縛られず、心の赴くままに旅を続けていく人生を選びたいと思うようになりました。

理想の旅のスタイルについて

私が目指している旅は、目的地を次々に制覇していくようなものではありません。

できるだけ移動には時間をかけて、その土地の空気や人々の暮らしをゆっくりと感じながら過ごしたいと考えています。

交通手段も、飛行機ではなく陸路や船を使うことで、地形や文化の変化を肌で感じられるのではないかと期待しています。

特別な観光地やイベントではなく、市場での買い物、通勤バスの車窓、朝の路地の静けさ——そうした何気ない日常にこそ、旅の面白さがあるのではないかと思っています。

また、宿についても、格式の高いホテルよりは、その地域の暮らしが見えるようなゲストハウスや民宿、あるいは時には現地の人との会話を楽しめるような場所を選びたいと考えています。

食事も同じです。日本人向けのレストランよりも、地元の人たちが普段食べている料理や、ローカルな食堂にこそ、その国の文化や価値観が表れる気がします。

そういった旅の中で、自分自身の価値観が少しずつ広がったり、これまでの「当たり前」が揺さぶられたりすることを楽しみにしています。

「観光」ではなく「生活の延長」としての旅。

それが、今の私が理想としている旅のかたちです。

このブログで綴っていくこと

これからこのブログでは、旅に向けた調べものや、行ってみたい場所の情報、ルートの案、旅に役立ちそうなアイテムなど、さまざまな記録を綴っていきたいと思っています。

FIRE後の旅では、ただ目的地に行くだけでなく、「移動そのものを楽しむ」ことが旅の中心になります。例えば、 カスピ海をフェリーで横断する旅 や、 アマゾン川を下る冒険的な船旅 などを妄想しています。

旅の出発までにはまだ時間がありますが、その分だけ、丁寧にゆっくりと準備を重ねていけたらと思っています。

また、タイトルに「情報ノート」という言葉を入れました。バックパッカーが集まる日本人宿に置いてあった情報ノートには何度も助けられました。

私自身が旅に関する情報を発信することで、すでにその旅を経験されている先輩方からいろいろと教えていただければと思っています。

調べてもわからないこと、行った人にしか分からないこと、そして想像のつかない景色や出来事を、ブログを通じて教えていただけたら嬉しく思います。

どうぞこれから、気長にお付き合いいただければ幸いです。

よろしくお願いします。

コメント

  1. Hi, this is a comment.
    To get started with moderating, editing, and deleting comments, please visit the Comments screen in the dashboard.
    Commenter avatars come from Gravatar.

タイトルとURLをコピーしました